出先でまさかのバッテリー上がり
2024年6月に中古で購入したFTR223は、今ではすっかり私のお気に入りです。見た目も好みで、乗っていてとても楽しい相棒。週末のちょっとした外出にもぴったりです。そんなある日、いつものように近場を走っていた帰り道、突然セルが反応しなくなりました。何度押しても無反応。「ウソやん…」と思いながら焦りつつ、しばらく様子を見るも状況は変わらず。完全にバッテリーが上がってしまっていました。
その場ではどうにもできず、結局バイクを押して家まで帰ることに。重たいFTR223を押して歩いたあの時間、少し切なかったですが、「自分でなんとかしよう」と決めました。
バッテリーは意外と安く買える
帰宅してからすぐにスマホでFTR223に合うバッテリーについて検索。いろいろ調べてみると、なんと新品のバッテリーが3,500円前後で手に入ることがわかりました。「もっと高いものだと思ってた…」とびっくり。
最初は「今のバッテリーを外して、充電器で充電して再利用できないかな」とも思いましたが、充電してもまたすぐに上がってしまったら意味がないなと感じ、新品に交換してみることに。どうせならこの機会にバイクいじりにも挑戦しようと思い直しました。バイクいじりも少しずつ覚えていきたいし、自分でできることはやってみたい。そんな気持ちが強くなり、バッテリー交換に初挑戦することに。
自分のバイクに合うバッテリーを調べてみた
FTR223に適合するバッテリーをいろいろと調べてみたところ、「TAIWAN YUASA 台湾ユアサ シールド型 バイク用バッテリー YTX5L-BS」という製品がピッタリのようでした。口コミも良く、信頼できそうなメーカーだったので、すぐにネットで注文。
到着までは数日ありましたが、その間に交換手順を調べたりして準備を整えました。ネットで調べたおかげで、作業の流れがなんとなくイメージできていたのも大きかったです。
初めてのバッテリー交換作業
届いたバッテリーを見て「おお、これが!」とテンションが上がりました。パッケージを開け、いよいよ交換作業に挑戦。バイクいじりはほとんど経験がなかったので、正直ちょっと不安もありました。
でも、実際に作業を始めてみると意外とシンプル。最も重要なのは、端子の順番。外すときは「マイナス→プラス」、取り付けるときは「プラス→マイナス」。この順番を間違えるとトラブルの原因になるので、そこだけは何度も確認しながら慎重に進めました。これはショートや感電を防ぐためだそうです。
工具を使って端子を外し、新しいバッテリーをしっかりセット。緊張しながらセルを押すと…キュルル、ブォン!しっかりエンジンがかかってくれて、心の中でガッツポーズしました。
ちょっと不器用な自分でもできた
私はもともとあまり器用なほうではありません。細かい作業が得意なタイプでもないので、工具を扱うのも久しぶりでした。でも、手順を確認しながらひとつひとつ丁寧にやれば、ちゃんとできるんだなと思いました。
やってみる前は「失敗したらどうしよう」と不安もありましたが、終わってみれば「やってよかった」という気持ちしか残っていません。
次はオイル交換やプラグ交換にも挑戦してみようかな、なんて少しワクワクもしています。自分で手をかけると、ますますバイクが愛おしくなりますね。
バイク屋さんに頼むよりずっと安く済んだ
今回のバッテリー交換、作業時間は全部で10〜15分ほど。バッテリーさえ手に入れてしまえば、あとは工具があれば十分対応できる作業でした。バイク屋さんにお願いするとバッテリー代に加えて工賃もかかってしまうので、結果的にかなりの節約になったと思います。
それだけじゃなく、「自分で直した!」という達成感が大きかったですね。なんとなくバイクとの距離も縮まったような気がしました。
おわりに
今回のバッテリー交換は、私にとって「やってみることの大切さ」を改めて感じるきっかけになりました。不器用でも、一歩踏み出せばなんとかなる。そして、それが小さな自信につながっていく。
これからも、自分でできることには少しずつチャレンジしていきたいです。FTR223との付き合いも、もっと深くなっていく気がしています。
ありがとうございました。
それでは ―
コメント